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在宅透析支援(HHD)

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在宅透析支援(HHD)とは

在宅透析支援(HHD)とは

在宅透析とは、自宅に透析装置を設置し、自分自身(まれに家人などの介助者の助けを借りて)で装置管理・操作、血管への穿刺(針刺し)をおこない透析する治療法です。自宅で血液透析ができれば、透析不足を解消したり、透析時間を家族とともに過ごしたり、生活に合わせて透析時間を設定できるなど、さまざまなメリットがあげられます。在宅での自己管理の為、通院回数も少なく、仕事、学校生活などで、自由度の高い社会生活が期待できる透析療法です。

自分のライフスタイルに合わせて治療が出来る在宅血液透析

腎不全が進行し、腎機能が正常の10%未満まで低下した場合、一般的には病院や診療所で血液透析治療が行われています。しかし、週3回の通院は身体的・精神的負担や時間的拘束によって、大きな負担となっています。
医療技術の進歩により、自宅で血液透析を行う在宅血液透析(以下HHD)が可能となり、近年は全国的に普及が進み、自分のライフスタイルに合わせて治療が出来ることから,QOL(生活の質)の向上が図れるようになりました。

透析の専門知識を持った看護師が、安心して受けられる訪問サービスをご提供いたします。

在宅透析(HHD)における訪問看護師の役割

在宅透析治療における透析施行者様のケアサポートはもちろん、介助者様の負担軽減などにつながるサポートや介助者役割の一部代行などを行います。
まずはご相談いただき利用者様に最適なサポートプランをご提案いたします。

在宅透析支援(HHD)サービス内容

健康管理

血圧・体温・呼吸・脈拍・体内酸素濃度の観察、シャント管理・観察。

在宅血液透析、腹膜透析の看護

非透析日の健康状態の管理、食事指導、服薬確認、点滴、血糖測定、インスリン注射、フットチェックなど

HHDのメリット

1. 生命予後がよく(頻回血液透析や長時間血液透析が透析が行えるため)合併症が激減し、内服薬も格段に少なくなる。
2. 食事・飲水制限がほとんどなくなる。
3. 通院の回数・時間が大幅に少なくなる。(安定期で月に1回の通院)

人生を自分で決める充実した人生
・血液透析中の家族団らんや仕事など自分の時間を増やせる。
・時間を自由に使えるため、社会復帰率が高くなる。

在宅血液透析をするための基準

本人の強い希望がある
介助者が確保され、同意している
介助者以外の家族も協力的である
本人・介助者ともに教育訓練を受けられる
教育訓練の内容を習得する能力がある
安定した維持透析が実施されている
支障となるような合併症がない
年齢は16〜60歳程度が望ましい
社会復帰の意思がある
家庭内に透析する部屋や材料保管場所が確保できる

在宅血液透析にかかる費用

血液透析は、在宅でも通院と同様に保険が適用されるので、基本医療費自己負担は変わりません。
透析を受療するための透析機器は医療機関より無償貸与されますが、透析機器などを設置するための自宅の給排水改修工事やベッド購入などの必要があるときは初期費用として工事料などがかかる場合があります。
また透析に使用する電気・水道代は自己負担となります。(初期工事に関してはご検討時に見積もりさせていただきます)血液透析は、在宅でも通院と同様に保険が適用されるので、基本医療費自己負担は変わりません。

ご不明な点・ご相談はお気軽にお問い合わせください。